マウスピース矯正
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- STEP 1カウンセリング・診察
- お口のお悩みを伺い、マウスピース矯正が適しているか診断します。
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- STEP 2精密検査
- レントゲン、口腔内写真、歯型の採取を行い、治療計画を立てます。
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- STEP 3治療計画の説明
- どのような歯の動かし方をするか、期間や費用などを詳しくご説明します。
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- STEP 4マウスピースの製作・装着
- 専用のマウスピースを製作し、装着開始。以降、1~2週間ごとに新しいマウスピースへ交換します。
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- STEP 5定期的なチェック
- 1か月~2か月に一度ご来院いただき、歯の動きやマウスピースのフィット具合を確認します。
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- STEP 6治療完了・保定
- 理想的な歯並びが完成した後は、後戻り防止のため保定装置(リテーナー)を装着していただきます。
- Qインビザラインは痛みがありますか?
- Aインビザラインは、装着初期やアライナー(マウスピース)を交換した直後に軽い締め付け感や歯の動きによる違和感を感じることがあります。
これは歯が動いている証拠ですが、通常数日以内に慣れる方がほとんどです。痛みが強い場合は、調整可能ですのでご相談ください。 - Qマウスピース矯正で食事制限はありますか?
- Aありません!
インビザラインは食事や飲み物の際に取り外せるため、従来のワイヤー矯正と異なり好きなものを自由にお召し上がりいただけます。
ただし、糖分や酸性飲料が残るとむし歯や歯の着色の原因となるため、食後は歯を磨いてから再装着することをおすすめします。 - Qインビザラインを装着する時間の目安は?
- Aインビザラインは、1日20時間以上の装着が推奨されています。
食事や歯磨き以外の時間はできる限り装着し続けることで、計画通りに矯正が進みます。
装着時間が短い場合、治療期間が延びることがあるため注意が必要です。 - Q部分矯正はどのくらいの期間で終わりますか?
- A部分矯正の場合、治療期間は一般的に3〜12ヶ月程度です。
治療範囲や歯の動きの難易度によって異なりますが、全体矯正に比べると短期間で完了するケースが多いです。 - Qインビザラインで治療が難しい症例はありますか?
- A骨格的な問題を伴う不正咬合(例えば、顎の位置が大きくずれている場合)や、重度の歯列不正などは、インビザライン単独での治療が難しいことがあります。
その場合、他の治療法と組み合わせる必要がある場合もございます。診断時に詳しくご説明いたします。 - Qインビザラインは保険適用されますか?
- Aインビザラインなどのマウスピース矯正は、原則として自由診療(自費診療)となり、保険適用はありません。
ただし、特定の条件を満たす場合に保険適用になるケースもありますので、ご相談ください。 - Q矯正終了後、歯が戻ることはありませんか?
- A矯正治療後は、歯の位置を安定させるために「リテーナー(保定装置)」の装着が必要です。
リテーナーを正しく使用しないと、歯が元の位置に戻る可能性があります。当院では保定期間もしっかりサポートいたします。 - Qインビザラインは目立ちますか?
- Aインビザラインは透明な素材で作られているため、装着中もほとんど目立ちません。職場や学校でも気にせずに使用いただけます。
- Qインビザラインの手入れ方法を教えてください。
- Aインビザラインは、専用のクリーナーやぬるま湯で洗浄してください。歯磨き粉や熱湯は使用しないでください。汚れがひどい場合は専用クリーナーを使用するときれいに保てます。
- Q口内炎や歯茎の腫れが気になる場合は?
- Aインビザラインによる口内炎は稀ですが、装着中に感じる違和感で一時的に発生することがあります。その場合、アライナーのエッジ部分を研磨したり、ワックスを使うことで軽減できます。
- Qインビザラインと部分矯正の違いは何ですか?
- Aインビザラインは、全体矯正と部分矯正の両方が可能です。全体矯正は歯列全体を整えるのに対し、部分矯正は特定の歯だけを動かします。費用や期間、適応症が異なります。
- Q矯正中にマウスピースが破損した場合は?
- A万が一破損した場合は、すぐに当院までご連絡ください。新しいアライナーを作製するか、状況に応じた対応をいたします。
- Q矯正中に妊娠した場合でも治療を続けられますか?
- Aはい、続けることが可能です。ただし、妊娠中は歯や歯茎がデリケートになりやすいため、定期的に歯科医師のチェックを受けることをおすすめします。
- Q子どもや10代でもインビザラインは使えますか?
- Aインビザラインには、成長期の子どもや10代向けの専用プラン(インビザラインファースト)があります。ただし、当院では大人向けの治療のみ対応しています。
見えない矯正で、快適に整った歯並びへ

「矯正治療は目立つ装置が気になって…」
「仕事柄、ワイヤー矯正は難しい」
そんなお悩みをお持ちの方におすすめしたいのが、透明で目立ちにくいマウスピース矯正です。
市ノ澤歯科クリニックでは、マウスピース矯正(インビザライン)を通して、患者さまが快適に歯並びを整えられる治療をご提供しています。
前歯だけを整えたい方には「部分矯正」にも対応していますので、気になる箇所を集中的に改善することも可能です。
透明な装置で自然に歯を整える「マウスピース矯正」とは?

マウスピース矯正とは、透明な取り外し式のマウスピース(アライナー)を一定期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を動かしていく矯正方法です。
ワイヤーやブラケットを使った従来の矯正治療に比べて、装置が目立たず、食事や歯磨きの際に取り外せるのが大きな特長です。
歯並びを整える治療である一方で、見た目や日常生活への影響が少なく、社会人や主婦の方にも人気があります。
マウスピース矯正のメリット
装置が目立たない
透明なマウスピースは装着していてもほとんど気づかれません。接客業や人前で話す機会が多い方にも安心です。
取り外しができて衛生的
食事の時や歯磨きの際には外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。
金属アレルギーの心配がない
プラスチック製のマウスピースを使用するため、金属アレルギーのある方でも安心です。
痛みや違和感が比較的少ない
ワイヤー矯正のような装置による痛みや口内炎のリスクが少なく、快適に治療を進められます。
デメリット・注意点
1日20時間以上の装着が必要
マウスピースは基本的に自分で管理する必要があります。装着時間が足りないと治療効果が出にくくなります。
対応できる症例に限りがある
重度の歯並びの乱れや顎の骨格に問題がある場合には、マウスピース矯正だけでは対応できないこともあります。
途中でのマウスピース紛失や破損に注意
マウスピースの取り扱いには注意が必要です。破損・紛失があると治療が中断される可能性があります。
当院が対応しているマウスピース矯正の種類

市ノ澤歯科クリニックでは、「インビザライン(Invisalign)」というマウスピース矯正システムを用いて矯正治療を行っています。インビザラインは、世界中で実績があり、多くの症例に対応できる信頼性の高い矯正方法です。
当院では、このインビザラインを使用し、歯列全体を整える全体矯正と、前歯など限られた範囲の歯並びを整える部分矯正の2つのメニューをご提供しています。
インビザライン全体矯正
噛み合わせや歯列全体にわたる不正咬合に対応する、包括的なマウスピース矯正治療です。
出っ歯・受け口・すきっ歯・叢生(ガタガタの歯並び)など、比較的複雑な症例にも対応できます。
インビザライン部分矯正
「前歯だけが少し気になる」「目立つところだけ整えたい」といった方に適した治療法です。
全体矯正と同じインビザラインを使用しますが、動かす歯の本数や範囲を限定することで、治療期間が短くなり、費用も抑えられます。
インビザライン全体矯正の適応症
インビザライン全体矯正は、歯並び全体に関わる不正咬合(悪い噛み合わせ)の改善を目的とした治療法です。
マウスピース型矯正装置であるインビザラインは、透明で目立ちにくく、従来のワイヤー矯正と比べて日常生活の快適さを保ちながら矯正が行えるのが大きな魅力です。
次のような症状をお持ちの方は、全体矯正が適応になるケースが多いです。
出っ歯(上顎前突)
上の前歯が前方に突出している状態。見た目の問題だけでなく、口が閉じにくい、口呼吸になりやすいなどの不具合も。
受け口(反対咬合・下顎前突)
下の前歯が前に出ている状態。発音や咀嚼に問題を生じることもあります。
開咬(かいこう)
奥歯は咬み合っていても、前歯にすき間ができてしまう状態。前歯で食べ物が噛み切れないなどの機能障害も。
叢生(そうせい・乱ぐい歯)
歯がデコボコに並んでいる状態。歯磨きがしにくく、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯の間にすき間がある状態。見た目の問題に加え、発音への影響も出ることがあります。
過蓋咬合(ディープバイト)
上下の前歯が深くかぶさってしまう状態。下の前歯が上の前歯にぶつかり、歯がすり減る原因にも。
これらの症状は、見た目の問題だけでなく、咬み合わせや発音、咀嚼、さらには全身の健康にも関係します。
インビザライン全体矯正では、こうした複合的な問題を総合的に改善することが可能です。
インビザライン部分矯正の適応症
部分矯正は、「前歯の並びを少しだけ整えたい」「気になるところだけを治したい」といったケースに適した矯正治療です。
当院では、インビザラインを使用して前歯や奥歯の限られた範囲を動かす部分矯正を行っています。
以下のような患者さまに適応する可能性があります。
前歯のわずかなガタつきが気になる方
前歯の1〜2本が少し傾いている・ねじれている場合など。
すきっ歯が気になる方(軽度の空隙歯列)
前歯のすき間が気になる方に。すべての歯に広がった隙間がある場合は全体矯正が必要なこともあります。
過去に矯正した歯が後戻りしてきた方
歯列矯正を以前に経験し、その後保定装置を使わなかった・または使っていたが後戻りが起きたケースに。
できるだけ短期間・低コストで矯正したい方
部分矯正は治療範囲が限定的なため、治療期間や費用も抑えられるメリットがあります。
ただし、咬み合わせに問題がある場合や、奥歯の移動が必要な場合には、部分矯正だけでは対応できないことがあります。
そのため、最初に精密な診断を行い、患者さまのご希望とお口の状態の両方をふまえて、最適な治療プランをご提案いたします。
マウスピース矯正の治療の流れ
よくあるご質問(Q&A)