院長あいさつ
地域の皆さまの「安心」と「信頼」に応えるために

はじめまして。草加市で「市ノ澤歯科クリニック」を開院しております、院長の市ノ澤孝宏です。
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
ここでは、私自身のこれまでの歩みや、診療に対する想い、当院が大切にしていることをお伝えさせていただきます。
「どんな先生が診てくれるんだろう?」
「話をちゃんと聞いてくれるかな…?」
歯科医院を選ぶとき、誰もが感じる小さな不安。
その不安が、少しでも和らぐきっかけになれば嬉しく思います。
医療を目指した原点 ― 薬学から歯学へ

私が医療の道を志したのは、「人の役に立ちたい」という素朴な気持ちからでした。
最初に進んだのは薬学部。医薬品の知識を深く学び、薬剤師としての資格を取得しました。
ですが、学んでいくうちに、私は薬を調剤するだけではなく、患者さん一人ひとりと直接向き合い、寄り添う医療がしたいと思うようになりました。
そんな想いから、薬学部卒業後に歯学部へ進学。
歯科医師として、医療の最前線で患者さまと関わることを選びました。
いま思えば、薬学と歯学という2つの学びは、まったく異なるようでいて、実は深く繋がっています。
とくに現在の日本では、多くの方が何らかの持病を抱え、複数の薬を服用されています。
その方に安全な歯科治療を行うためには、薬の正しい知識や、全身疾患への理解が欠かせません。
薬剤師の視点を持つ歯科医師として、患者さまの健康を守るお手伝いができること。
これは、私にとって誇りであり、当院の大きな強みでもあります。
丁寧に、わかりやすく、そして一緒に治していく治療を

「歯医者さんって、何をされているのか分からない」
「気づいたら削られていた」
「説明もなく、終わってしまった」
そんな経験をされた方も少なくないと思います。
私自身も患者の立場になってみて、「何も分からないまま治療されること」には強い不安を感じます。
だからこそ、当院では「わかりやすく説明すること」を大切にしています。
初診時にはレントゲン(パノラマ)や口腔内カメラで撮影したお口の中の状態を、一緒にモニターでご覧いただきながら、
「どこが悪くなっているのか」
「どうしてそうなったのか」
「どんな選択肢があるのか」
を一つひとつ丁寧にご説明します。
説明を聞いたうえで、患者さまご自身が納得して選べる治療こそが、本当に安心できる医療だと私は考えています。
できるだけ痛みの少ない、身体にやさしい歯科治療

歯科治療に対する「痛い・こわい」というイメージ。
それが理由で、長く通院をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では、なるべく痛みを感じにくい治療を心がけ、次のような設備と工夫を取り入れています。
表面麻酔(塗る麻酔)で注射の痛みを軽減
電動麻酔器+極細針で、ゆっくり確実に麻酔
歯科用レーザーで、切らずに済む・傷みにくい治療
う蝕検知液や最小限の切削で「なるべく削らない」虫歯治療
コンポジットレジンで削らずに白い歯を保つ処置
また、治療中は患者さまの表情を見ながら、気づかない痛みや不安も読み取るよう心がけています。
当院では、顔にタオルをかけず、常に表情を確認できるスタイルを採用。
何かを我慢している表情、ちょっとした変化――
それに気づけることも、信頼関係を築くうえで大切な「医療」だと考えています。
子どもから高齢者まで、幅広い世代に寄り添う医療を

当院には、お子さまからご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さまが通院されています。
院長自身、草加市の保育園・小学校の「園医」「校医」としても活動しており、地域のお子さまたちの口腔の健康を支える活動にも力を入れています。
また、高齢の方や持病をお持ちの方、障害のある方への配慮も欠かしません。
薬学と歯学の知識を活かし、服用薬や全身状態に配慮した治療、 医科の主治医との連携などを通じて、「安全な歯科治療の提供」を実現しています。患者さまご本人だけでなく、ご家族の気持ちにも寄り添える歯科医院であること。
それが、私たちが目指す地域医療のかたちです。
市ノ澤歯科クリニック 院長 市ノ澤 孝宏

経 歴
昭和39年7月4日 東京都葛飾区にて出生
昭和62年 北海道医療大学薬学部卒業 同大学歯学部編入学
平成 4年 卒業
札幌医科大学口腔外科、 一般、小児歯科 にて勤務後、
平成10年 草加市にて開業